■スクワイアテレキャスターのテレギブ化

おおっ、テレギブカスタムいただきました・・・ああ、うれしい。
スクワイアの安いテレです。裏通しでもありません。さあやろう!

ハムのザグリです。普通は前のザグリを埋めてから空け直すのですが、予算とスクワイアということもあり、上からあけています。センターをちゃんととってからね。

裏通しの加工です。お手製のガイド使います。ブッシュがあるので2度あけになります。

PGのハム加工です。

途中で依頼者が中古のネックを持って来られて、「これにして!」
ワーモスのネックですがこれは最高です。大根のような太さです。ここまで太いには初めてです!50年代のテレはこうなんですかね?しかもかなりのジャンボフレットが打ち込まれています。さらに22Fつば出しですが、これが後々面倒なことになります。

前の穴を埋めて新しいビス穴をあけます。

取り付けです。22Fつば出しが計画を狂わせます。F・PUの邪魔をします。下げることは出来るのですが更なるPG加工とザグリ埋めをしていないが為のエスカッションビス穴の宙ブラ状態を招きました。格好悪いですが木片を作ってキャビティの端に接着〜エスカッションビス穴作成としました。まあ、PGで隠れるんですけどね。

配線をします。スイッチだけはスクワイアの流用です。ピックアップは両方ともデイマジオPAFです。(安価なダブルクリームのピックアップは今これしか手に入らないようです。誰か知ってたら教えてください。)JBブリッジはオールパーツのものです。

旧ブリッジのビス穴を埋めて完成です。まさにテレギブの音です。普通の人はこの大根ネックを嫌がるでしょうがそれが良いという人も結構いると思います。(私がそう!)来店されたプロギタリストも気に入っていましたよ!