■なんちゃってテレギブ

ベースとなったボディはサミックのテレキャスターとノーブランドのテレキャスターネック(22F、貼りメイプル)、夢のテレギブを作ろう!

各パーツを取り除いてセンターを出します。ノーブランドネックはネック溝が切られてあり一度フレットを打ち込んだような跡が見られます。

型用のベニヤにネックを置いてセンターがあったらマーキングして型を切り出します。

PUザグリの型も作ります。後ろのFJテレギブからとりました。

既存のシングルコイルザグリを埋めます。埋め木はジャストで切り出します。

ハムバッキングの型を使ってザグリます。(既存のザクリを埋めた後が見えます)ネックポケットも型を使って修正します。このぐらいでボディが合板でできていることがはっきりしてきました。さすがサミック。こうなったらバックコンターとエルボーコンターもやってしまえということでマーキングします。

ゴリゴリ削ってやりました。当たり前ですがRや平面にはそうとう気を配ります。

ネックにジムダンロップのジャンボフレットを打ち込み、ボディの塗装も剥ぎます。

この段階で仮組みをして狂いがないかチェックします。テレギブらしくなってきました。ちなみにピックガードもサミックTLについていたものを糸鋸でテレギブ使用に改造しています。

ネックとボディの塗装が終わったので組み上げます。いい感じです。色はクリームホワイトの塗りつぶしにしました。(なぜなら合板の縞々が見えてしまうので)ウレタンシーラー、ラッカー艶消しで仕上げてみました。

パーツを組み込んだらじゃじゃ〜ん完成!音は輪郭の取れた音でジャズ系の方々には好評でした。なによりルックスと弾き易さが最高です。