■F/USA ストラトキャスターECモデル

初期物のブラッキーです。近年のエリッククラプトンの音がします。サーキットのおかげですな。リフレットとポット交換です。

いろいろなものを使ってフレットをできるだけきれいに抜き取ります。

光にかざしながら真っ直ぐになるように指板を修正します。(トラスロッドは緩めた状態です)

何度もチェックしながらペーパーをかけます。

フレット打ちです。隙間が無いようにチェックしながらやります。

フレットの端を整形します。

疲れたのでポットを交換します。すごい基盤が入っています。髪の毛も何本か入っていますがUSAはよく入っています。ん?なんだ?このVoポットは?50KΩ?そんなの在庫無いよ・・・。

取り寄せて交換しました。なんと、CTS50KΩECという商品でした。EC・・・専用かよ・・・高いし・・・。

ネックに戻りました。指板面のみの塗装をしていますが色あわせは簡単ではありませんでした。ナチュラルが自然に焼けた色です。しかもマットな仕上げ、マットクリアーを吹けばいいというものではありません。質感が違うのです。いろいろ試行錯誤やっています。フレットエッジの角を落としています。

簡単な擦り合わせをします。これは新品のフレットでも必ずやります。

完成です。きっちり打ち込まれています。指運のひっかかりもありません。

弦を張って弦高調整等をやります。

完成です。指板面の塗装はかなり薄いです。すぐ剥げるかもしれません。きっとそういうほうがいいんでしょう。