■Gibson J-50
70年代のJ−50のようですが仕様が珍しいまさに珍品です。ビンテージの風格、音・・・かなりいいです。
このタイプのブリッジにありがちな剥がれです。
綺麗に剥がれました。
ブリッジ貼付部ののクリーニング、ブリッジの塗装剥がしと変形の修正。
湯煎したニカワで接着。一番確実な気がします・・・今のところ。
画像がイマイチですが割れです。
ロッドカバービス穴の下側がバカになっています。これも画像イマイチですが。
サイド板の合わせ面、リアブロックの間にスキマがあるようです。叩くとわかります。
トップ板の割れの部分はニカワにスプルース粉を混ぜたものを擦り込みました。一番自然な仕上がりかもしれません。
ロッドカバービス穴上下を埋め木、空けなおします。
サイド板接合部の割れ部分からニカワを擦り込みクランプ、リアブロックに接着できたようです。
ブリッジをオイルフィニッシュしました。(オリジナルはたっぷりラッカー)
弦を張ってチェック、よく接着できているようです。スキマはもちろんありません。
ロッドカバーを取り付けます。
完成。状態のいいビンテージに生まれ変わりました。
これはとうとう買ったRICOHCX6で撮影した画像です。細部がとても綺麗です。